100年、200年後に向けて

當山は古い山寺で、本堂は築後約120年、山門は約240年にもなります。昨今の社会・檀家事情では億単位の建て替え等は、不可能です。しかし、老朽化しつつある木材を今のうちに防腐、防虫効果の高い工事方法を用いると、まだ100年、200年は大丈夫だそうです。ホウ酸処理、キシラデコール処理に加えて、「エアかんな」という優れた技法によりそれが可能になっています。費用は、建て替えや修理の数%です。後世の當山住職のために、今私が出来ることの一つです。なんとか、寄付を募らず出来ました。工事は3日間。昨日仕上がりました。