三十数年前、私が教師になって初めて受け持った子供たち(もう今は40代半ばですが)の学年同窓会がありました。両親不在で祖母に育てられた女の子も、今では三人の子持ちで幸せな家庭を持っており、本当にうれしい再会でした。教え子たちの元気な姿が何よりうれしかったです。
それに加え、その当時の自分は、「生活の全てを教師と言う仕事に傾け、毎日100メートルダッシュのような日々」を送っていたことを思い出させてくれました。与えられた仕事に対して、懸命に生きる若々しい気持ちは変わっていないつもりですが、教え子たちから見ると「ええおっさん」に映っていると思います。