法華経の中に、「言辞柔軟 悦可衆心(ごんじにゅうなん えっかしゅうしん)」という言葉があります。「やさしい言葉を使い、人々の心に喜びを与える」という意味です。「お経」はインドの言葉が中国に伝わり漢訳されたので、その意味がよく分からないというのが一般的です。少しでも、仏教の良さをお伝えし、生き方のお役に立てるように、と思い立ち「現代訳・あらすじ付きのお経本」を製作中です。4月に出版予定です。お経の味わい方は様々で、「黙読、音読、意味を味わう、頭で理解、心身で実感」など色々ですが、意味考えずにただ音読してお経のリズムに身をゆだねることも、昨今、耳にするの「マインドフルネス瞑想」に近いものがあると思います。