祈るとき

病気やケガ、トラブルなどによって辛い気持ちになった時、人が神仏に救いを求めることは自然なことです。その際、「自分と同じトラブルによって辛い目にあっている『自分以外の人々』が救われるために祈る」こと。このように、「他者のための祈り」が、神仏が喜ぶ「祈り」だと言われています。例えば、腰が痛いとき、まず最初に、自分のことよりも、全世界の腰痛持ちの人達が良くなるように祈ることです。利他行(りたぎょう)の実践です。利他行の功徳から、自然と自らの救いが訪れることが「仏様のお慈悲」ですね。

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