遺品整理会社の方から連絡があり、「コインロッカーに置き去り?捨てられた?お骨や位牌があるので、引き取って供養してもらえないか?」という連絡を受けました。
それらは、某駅ターミナルビルの地下倉庫にあり、数件、かなりの量で、遺品整理、ロッカー会社の方々も、とても悲しそうでした。警察や役所では、たらい回しにされ、結局どこも何もしてくれなかったそうです。
お骨の放置には、どんな事情があったのかわかりませんが、引き取って供養し、當山の合同納骨塔に納めました。お位牌や写真等は、お焚き上げしました。お盆、施餓鬼法要で、盛大に供養される場合もあれば、お骨や位牌がロッカーに放置される場合もあります。寂しい諸霊を代理で供養すること。僧侶のお役目の一つだと考えています。(ロッカーの写真は資料です)