
當山の彼岸法要でご開帳したのは、修復を終えて甦られた365年前の「大黒天神」、もっと古いと推察される「蔵王権現」です。今月27日の「御会式法要」まで、本堂にお祀りいたしますが、その後は、元の「三十番神堂」にお戻りいただきます。
「大黒天神」は、財運・食物運等、「蔵王権現」は、災厄払い等とのご利益が、うたわれます。「お金が儲かること」も良いことですが、私は「足るを知り、今ある財産に感謝できる心」になることがご利益だと思っています。重ねて「蔵王権現」の災厄払いも、「その困難に向き合う勇気を持つこと」こそが、ご利益だと思います。
2年半にわたる。ご尊像修復事業を、終えた直後、驚くべきことに「ご霊水」が数倍の流れとなり、滔々と湧き出るようになっております。有り難さに驚くばかりです。

