友人

ある若い男性のお骨を本堂でお預りして15年になります。父親も早くに他界、母親は遠くに移られています。

突然、昼前にお参りされたのは、学生時代の友人たち一行で、今回、初めてのお参りです。お花、お酒やお菓子を亡き友人にお供えされました。

「生きてたら僕たちと同じ37歳です」との言葉に対して、「彼が楽しみたかったこと、あなた達が自身の身体で味わってください。彼に身体を貸してあげる気持ちで」と、お伝えしました。

何年経っても、友達は友達ですね。