お盆の檀家参りが始まっていますが、奈良でお通夜になりました。
3月の、お彼岸では、いつものように色々とお話をした六十代の男性、古くからの檀家さんです。抱えていた病が急変し、ここ1ヶ月の闘病で亡くなられました。連絡を受け、唖然とした気持ちで、「人の寿命は無情なり」という言葉が浮かびました。
お通夜の読経では、お写真に、語りかけ、故人のお気持ちを汲み取ろうとしました。涙するご遺族さまの気持ちと、数年前、私自身が、大親友を二人の見送った記憶が重なります。親友との死別から、時間が経ち、今の私は「彼等のぶんまで精一杯生きる」と思っています。今は、ご遺族さまには、かける言葉もありませんが、僧侶として、悲しみの伴走をさせていただきたいです。

