祖父の墓参り

三重県尾鷲市の小さな漁村で生まれた祖父は、大阪で感応を受け、仏門に入りました。しかし、信徒雲集・寺門興隆の中、53歳で急逝されました。昭和18年7月のことでした。

田舎に分骨された一代墓。7月は、毎年、その遺志を受け取るためのお墓参りです。墓石に刻まれた生前の記録を辿りながら祖父の思いを確かめます。