恩山の一塵、徳海の一滴

本日10月29日、當山では宗祖日蓮聖人の遺徳を讃え、その恩に感謝する「御会式」法要を営みました。台風22号が接近する強い雨の中にも関わらず、熱心な檀信徒様の参拝をいただきました。これほど悪いコンディションは滅多にないと思いますが、多くの方のご尽力を得て、無事に終えることができました。組寺の寺院様、お給仕当番の方々、お掃除していただいた方々、その他、送迎タクシーの運転手の方、交通警備のガードマンの方々のおかげです。法要では、日蓮聖人に「恩山の一塵、徳海の一滴に謝し奉る」と言上します。それは「宗祖の教えから学び、受けた恩は山のように大きいけれど、せめて塵のひとつでも、また大海のように広いけれど、せめて一滴のしずくでも、その恩に感謝し、報いたい」という意味です。

富士山と海