これからの僧侶の在り方

7月3日の月曜日、大阪中ノ島のオフィスビルの一室で、「お寺の未来 フォーラム@大阪」という勉強会に参加しました。テーマは「これからの僧侶の在り方」です。急激な社会変化の中、僧侶はいかにあるべきか?ということについて、色々な宗派の住職、副住職さんと知り合い、ざっくばらんに話をしながら、熱く語り合い、あっという間の5時間でした。僧侶として、「仏教が、今を生きる人々の心の支えになるように色々な工夫を重ねていきたい」と再認識しました。印象に残った内容の一つは、戦後教育を受けた世代が高齢者となり、彼らの価値観や考え方は、従来の「高齢者の考え方」ではないという話でした。彼らにとって、老後は「人生のしまい方」ではなく、「第二の人生のスタート」であるということです。この「第二世代高齢者」に対して、我々僧侶が提供できるものは、何なのでしょうか?

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