御会式法要
御会式(日蓮大聖人の遠忌法要)では、お亡くなりになられた時(10月13日・新暦11月21日)に桜が咲いたという故事にちなみ冬桜をお供えします。そして色とりどりの幕や幡(ばん)で本堂を飾りつけます。これを「道場荘厳」といいます。
 
僧侶も法要用の衣や袈裟を着て立ち居振る舞いに気をつけます。これを「威儀荘厳」と言います。あと、読経の声や鐘、太鼓などの音が鳴り響きます。これを「音声荘厳」と言います。
 
場を清め、きちんと振る舞い、心にしみる読経や鳴り物。こういったものが合わさって、立派で重厚な法要となり、そういった場にこそ神仏が降臨するのでしょう。
 
10月末、御会式を厳修いたしました。少しでもよい「荘厳・しょうごん」に近づきたいと、毎年、願っています
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